出産を終えて、産後の子育てと仕事の両立について考えてみる。~女性の社会進出は本当にサポートされているのか~

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昨今、女性の社会進出や働くママのサポート、保育園問題など、女性の仕事復帰全般に関して様々なニュースが取り上げられていますね。

今日は実際に出産を終えて、私が今後の仕事復帰を考えた上で、色々思う事をつらつらと綴りたいと思うのです。

現在、産休中育休中で今後の仕事復帰について漠然と不安な方、読んでみて下さいね💕

子育てと仕事の両立は出来るのか…?仕事復帰について考えてみる。

 

「女性の社会進出」なんて言葉を最近は当たり前に聞きますね。

むしろそんな事は当たり前になって最近は聞かなくなったかもしれません✋

いつからか企業は「女性の職場復帰」を支援する流れになりましたし、働くママをサポートするような制度もとっても増えました✨

1985年に男女雇用機会均等法が制定されました。

もう30年以上も前の事になるんですね💦

その中には「妊娠」や「出産」を理由に、退職を強要したり、配置換えをすることを禁じるといったような内容があります💡

今考えれば「当たり前だろっ!」って感じですが、以前は頻繁にあったことなのでしょう。

今では「男は外で仕事」「女は家で家事」という考え方は差別的に捉えるような風潮になっています。

「女性の社会進出」という面から考えると、まぁ確かにってところですね。

しかし、以前は「女は家の中、男は外で仕事」でうまくいっていたのですし、みんながそれでHAPPYだったんですよね。

 

今では女性の「産前・産後休暇」や「育児休暇」の取得がとてもすすんでいます。男性の「育児休暇」の取得もそうですよね。

なので私も時代の流れに沿って、「産休」と「育休」を現在取得しています。派遣社員の身できちんと制度を利用できたことに感謝しています。けども、今の時代では当たり前なのかもしれませんが…

 

少子高齢化も問題視されている中、外国人労働者が増えていますが、女性の社会進出も労働者不足の解決方法になると考えられています!

「働きたい女性」は沢山いますし、「働かなければならない女性」も沢山いますね。

何よりも不景気で旦那さんの給与だけじゃ生活が厳しいという世帯も多いことでしょう。

 

私は産休を頂きながらも、「果たして本当に仕事復帰できるのか?」と不安に感じています。産休・育休を頂いている以上、職場に戻ることは絶対条件ではありますが、まず保育園に入れるのか?ということもありますし、子育てと仕事の両立なんて初産にして想像できません。子供が病気などしたときの突発休に対する周囲の理解も私の職場ではあまり得られないような気もしています。

しかし、国や会社は表向きとしては「女性が働きやすい日本、会社」を目指しているんですよね。どうしてもまだまだ表向きに感じてしまいます。

 

子育て議員ニュースについて考える

国は女性の為に色々な制度を考えてくれていると思いますが、制度は言わば「カタチ」です。その「中身」としては実際に運用していく側の理解や賛同の意思が必要で、それは表向きではなく、本質的な理解や賛成の意思が必須ですよね。

夕方のニュースで、「子育て議員」について放送されていました。

問題点としては、「子連れで議会に出席するのはアリなのか」ということでした。

これって、「アリ」か「ナシ」かってどっちの意見だって間違ってないって私は思うんですよね。「議会は神聖な場だろー!」的なヤジが飛んでいて、「赤ちゃんは何よりも神聖な存在だ!」とも思いましたがね(笑)

 

何故にどっちも間違っていないかって私が思ったかというと、ママは赤ちゃんファーストであるべきで、議会中に泣いたり、ぐずってきたりしたら議会で議論している場合じゃないと思うんです。赤ちゃんが気になっちゃいますからね。それって当たり前のことです。

実際自分が母親になって、こんなにも生活や自分の時間1分1分が赤ちゃんに左右されてしまうんだな~ってことに驚きました。

なので、大事な話を時間をかけて行う「議会」において赤ちゃんの面倒を見ながら「議論」を行うことは非常に難しいこと。ほぼ不可能だと私は思いました。

少なくとも私が議員であれば、いつ泣き出すのか?!や赤ちゃんの様子ばっかに気をかけてしまい、議題を忘れてしまいそうです(笑)

議員の女性の方々は、私達では想像できないような責任感や精神力をお持ちだと思うので、両立は容易なのかもしれませんが…。

しかし実際は泣き喚いてしまったらママだけでなく周囲の方の集中力も奪うことになってしまい、結果、議論の質を下げてしまいかねないと思います。

この事だけにフォーカスを置いて考えれば、子連れ議会は「ナシ」なのかもしれません。

ですが、時代の流れや女性の社会進出への政策が進んでいる今、上記に挙げたようなことは「仕方のないことだ」という風に判断すべきのような気がしてなりません。

赤ちゃんは泣くのが仕事で、泣いても仕方ない。当たり前っしょ!っていう。

 

国は女性の社会進出を推し進めたい。

だとすれば、そのような議会への子連れ議員を認め受け入れるような流れを作り出していかなければ「言ってることと、やってることが違う」とも感じてしまいます。

 

議会に連れて行くなんてナシだろ!という意見もよーくわかりますが、そんなことを1周も2周も乗り越えて、一般常識を変えていかなければ、本当の意味での女性が活躍する日本を作り出せないのでは?と思うのです。

 

ようはどっちかですよね。労働者不足の事や、国際的な立場も踏まえ、日本において「女性の社会進出」を伸ばして行きたいのであれば「政策」を唄ったりするだけではなく、今まで私たちが当たり前と思っていた「常識」を変えていかなければいけない。

マイナスの事もプラスに変えていくような勢いを新たに作り出していかなければならない。

ちょっとした「思いやり」だけで作り出せる流れかもしれません。

 

EUでは子連れ議会が当たり前の光景になりつつある…なんてことも報道していましたが、もちろん様々な課題を乗り越えて実現できていることであると思うし、今も非難する声はあるのでしょう。しかし、それが表にばっか出てこないような社会づくりを全員でしていくべきですし、国民の代表者である議員さんから作っててほしい。

 

子連れ議会が認められれば、「子連れ出勤」や「子連れ〇〇」が増えていくかもしれないですよね。

少子高齢化を食い止めるためには出生率を上げるしかなくて、だったら誰もが子供が欲しいと思う制度を作り、子供が生まれても困らない「社会の仕組み」をもっともっと作ってってもらわなければ状況は絶対に変わらないわけですよね。

実際問題、ママ達は大変だよ?!

子育てって思った以上に大変です。我が家は主人が自営業の為、いつも家でサポートしてくれています。パパが育児休暇をとってくれているような状況なはず。

それでも私はめっちゃ大変だーって思ってます。

それでいて信じられない速さで毎日が過ぎていくのです。

産後1ヵ月が1週間くらいだった気がしますよ。

それくらいやることが多く、気にかけることが多く、体力的に辛いです。

どんなにパパが手伝ってくれたって、産後の体の疲労感は分け合えませんし、ホルモンバランスの乱れによるイライラなどもママにしか起こりません。

何よりもおっぱいをあげれるのはママだけですしね。

主人にこれだけサポートしてもらっている私ですらこんだけ思うのですから、「ワンオペ」状態の女性はどんだけ辛いんだろう…って思います。

産後うつの女性が多いことも理解できます。

国や企業はもっともっと男性の「育児休暇取得」を推し進めていくべきです。

それでいてママの負担を減らすべきです。

こんな毎日だったら、あと11カ月後に仕事復帰をしている自分の姿なんて全く想像できません。ってくらい大変です。

「昔の女性は当たり前にやっていたんだよ」なんて意見も聞こえてきそうですが、昔の女性と現代の女性では生活も全然違いますし、考えることやることも現代人の方が圧倒的に増えてきてると思いません?!

便利な家電製品が当たり前の生活になっていて、私達現代人が甘っちょろくなってしまっているという見解もあると思いますが、これが現代社会、現代女性。

現代を見つめて、現代人の為の得策をどんどん作ってほしいですよね。

子育て世代の女性たちや、出産前の女性たちが、納得や満足、安心感を感じれるような制度が整った時に日本が抱える問題の多くが解決されるような気がします。

子育てと仕事復帰についてまとめ◎

めちゃくちゃ勝手に私の意見を綴ってきました✋

子供が寝ている間にこのような作業を行います。

子育てだけではなく、「社会との繋がりを維持したい」という私のワガママでも

あるのです。

しかし、この「社会との繋がりを維持したい」という思いを無くしてしまい、どっぷり育児や家事に浸かってしまうと、私が社会復帰する日はもうこなくなってしまうような気がするのです。

女性は誰だって「ママ」としてだけではなく「一人の女性として」いたいという思いがあることでしょう。

ですが、ママの代わりはいないわけで、その「責任」は計り知れないものです。

多くの女性が「責任感」を強く感じ、女性としての活躍を諦めていることと思いますし、まだまだ諦めざる負えない社会なのかもしれません。

なので子連れで議会へ出席した女性議員の行動は賛否両論かとも思いますが、非常に勇敢な行動であったと私は思います。

 

社会が大きく変わっていくべき時ですよね。

私も毎日にいっぱいいっぱいになり過ぎずに、頑張りたいです。というか、頑張ります!

最後までお読み頂いてありがとうございました✨

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